本文へ移動
庭資材のものさし

草むしりを減らしたい庭に。防草シート・人工芝・砂利の選び方・敷き方・費用を、公式情報で

この記事はプロモーション(広告)を含みます。

庭に敷く砂利の種類と選び方(玉砂利・化粧砂利・砕石・防草砂利・防犯砂利)

庭に敷く砂利の種類と選び方(玉砂利・化粧砂利・砕石・防草砂利・防犯砂利)

庭や家の周りに砂利を敷こうとして、「玉砂利」「化粧砂利」「砕石」「防草砂利」「防犯砂利」「御影砂利」といった名前が並び、どれを選べばいいのか分からなくなった人に向けた記事です。

迷いやすいのは、名前の付け方がそろっていないからです。石の形を表す名前、敷く目的を表す名前、色や産地を思わせる名前が混ざっていて、1つの商品が2つの名前に当たることもあります。そこで選ぶ順番は、名前ではなく「敷く場所と目的 → 色と粒の大きさ → 1㎡あたりの袋数と前提の厚さ」にします。雑草を減らしたいときは、砂利の種類より先に、下に防草シートを敷くかと、どの厚さで敷けるかを決めます。

例に挙げた商品は、カインズ・コーナン・DCM・アイリスオーヤマが自社の商品として公式の通販・サイトに載せている袋入りの砂利から、この記事で説明する表示が載っているものを選びました(2026年10月に確認)。すべての商品を比べたものではありません。

砂利の名前は「形と作り方」「目的」「色や産地」の3通りで付けられている

売り場で見かける名前を、この記事では次の3つに分けて読みます。厳密な分類ではなく、名前を読み解くための整理です。

名前の付け方と例名前から分かること名前だけでは分からないこと
石の形・作り方(玉砂利、砕石)名前から分かること 丸みのある石か、岩を砕いた角のある石か名前だけでは分からないこと 色、粒の大きさ、自然に丸くなった石か加工した石か
敷く目的(化粧砂利、防犯砂利、防草砂利)名前から分かること 何のために敷く砂利として売られているか名前だけでは分からないこと 石の形、素材(天然石・ガラスなど)
色や産地を思わせる名前(白川砂利、御影砂利、サビ砂利、五色砂利)名前から分かること 名前に入っている色や地名名前だけでは分からないこと 実際の生産国・産地、粒の大きさ、素材

付け方が違う名前は同時に当てはまるので、白い玉砂利を見た目のために敷く商品は、玉砂利とも化粧砂利とも呼ばれることがあります。名前の一覧を見比べても選びにくいのはこのためです。

玉砂利と砕石:石の形と作り方の名前

コンクリートや道路に使う砂・砂利・砕石(まとめて骨材と呼びます)の分け方では、川砂利は自然の作用で岩石からできたもの、砕石は天然の岩石を破砕機などで人工的に砕いたもの、とされています(再生骨材コンクリート普及連絡協議会の広報資料(PDF))。骨材を供給する会社(高見澤)の解説は、川から採る骨材は粒が丸みを帯び、砕石は角ばった形で、角どうしが噛み合って踏み固めると締まるため、道路の下地などに広く使われると説明しています。

丸みのある粒角のある粒(砕石)川から採る骨材など角どうしが噛み合い、踏み固めると締まる
骨材の会社の解説にもとづく、粒の形の違いの模式図です。商品の実物の形ではありません。

砕石は、大きさを「号」で呼ぶことがあります。日本砂利協会の説明では、単粒の6号は5〜13mm、7号は2.5〜5mmです。

ただ、「玉砂利」と名の付く商品が、川などで自然に丸くなった石をそのまま採ったものとは限りません。コーナンの「LIFELEX 厳選白玉砂利 10kg 小」は、商品説明(特長)に「白の石灰岩の原石を砕き加工した石」と書かれています。名前で作り方を決めつけず、商品ページの素材や特長の説明を見てください。

この商品は粒の大きさが10mm〜20mm(約)で、白い砂利を探していて、自然の丸い石かどうかにこだわらない人の候補です。1㎡あたりに何袋いるかの目安は非公表なので、量を出してから買いたい人は、店に確かめてから決めます。

化粧砂利・防犯砂利・防草砂利:敷く目的の名前

化粧砂利は、砂や砕石を製造販売する会社(瀬戸内)の説明では、さまざまな色や模様の入った砂利のことです。色や模様を見て選ぶ砂利の呼び方で、石の形や作り方を表す名前ではありません。

防犯砂利・防草砂利も、何のために敷くかを表す名前です。中身は商品ごとに違い、この記事で例にした防犯砂利だけでも、素材がガラスのものと、天然石(真珠岩)と発泡剤のものがありました。防草をうたう商品には水をかけると固まる土や砂もありますが、砂利ではないので、この記事では扱いません。

白川砂利・御影砂利・五色砂利など:色や産地を思わせる名前

白川砂利・伊勢砂利・大磯砂利・御影砂利・サビ砂利・五色砂利のように、地名や色の入った名前もあります。ただ、名前に地名が入っていても、その土地の石とは限りません。たとえばカインズの「御影砂利 (サビ) 3分 (約)10kg」は、商品ページの生産国の欄が「中国」です。産地にこだわるなら、名前ではなく「生産国」「産地」の欄を見ます。

この商品は、粒の大きさも「3分」という呼び方だけで書かれていて、mm の範囲は非公表です(「分」の読み方は粒の大きさの節)。サビ色の砂利で庭の見た目を整えたい人の候補ですが、粒の大きさを mm で確かめてから買いたい人は、店で実物を見るか、店に問い合わせてから決めます。

敷く場所と目的ごとの候補

名前の整理ができたら、自分の庭のどこに、何のために敷くかを決めます。場所と目的ごとの候補と、商品ページで見る所・見送る条件は次のとおりです。

場所・目的候補見る所・見送る条件
庭・花壇の見た目を整えたい候補 玉砂利・化粧砂利見る所・見送る条件 色、粒の大きさ、素材・生産国。色の見え方は写真だけでは決めきれない
人が歩く通路・アプローチ候補 粒の小さい砂利(カインズの選び方の解説では2cm以下)見る所・見送る条件 粒の大きい砂利は見送る(同じ解説では、2〜4cm程度は花壇などの庭づくりや駐車場向け)
台車・ベビーカー・自転車が通る所候補 砂利を敷くかどうかから考える見る所・見送る条件 小さな車輪は砂利の上で動かしづらい(コーナンの解説)
歩くと音が出てほしい家の周り候補 防犯砂利見る所・見送る条件 用途の表示、素材、1㎡あたりの使用量。毎日よく通り、音を立てたくない所は見送る
雑草を減らしたい候補 下に防草シートを敷き、その上に場所で選んだ砂利。防草をうたう砂利見る所・見送る条件 防草シートのメーカーが案内する砂利の厚さ。シートの上の砂利の層でも、草が生えることがある
駐車場候補 用途の表示に駐車場とある商品、砕石見る所・見送る条件 用途の表示に駐車場がない商品は、車が載る所には選ばない(使えるかはこのサイトでは確かめていない)

目的が重なるときは組み合わせます。見た目も歩きやすさも大事な玄関まわりは、玉砂利・化粧砂利の中から粒の小さいものを選びます。見た目と雑草の両方なら、防草シートの上に色と粒で選んだ砂利を、シートのメーカーが案内する厚さで敷きます。足音と雑草の両方が気になる家の周りは、防草シートの上に防犯砂利を敷くか、防犯と防草の両方を名前に入れた商品(雑草の節のアイリスオーヤマの例)を候補にします。

見た目で選ぶ:玉砂利・化粧砂利は色と粒の大きさで

まず玉砂利です。コーナンとカインズの黒の玉砂利と、さきのコーナンの白玉砂利を並べます。「1㎡あたりの使用量の目安」は、前提の厚さと一緒に読みます(1㎡あたりの袋数の節)。

項目LIFELEX 玉砂利 黒 約9~12mmカインズ 黒玉石 ツヤあり 10kg 約20~40mmLIFELEX 厳選白玉砂利 10kg 小
商品での呼び方玉砂利黒玉石厳選白玉砂利
色黒(天然石のため色にばらつきあり)黒白
素材天然石天然石白の石灰岩の原石を砕き加工した石
粒の大きさ9mm〜12mm(約・天然石のため粒の大きさにばらつきあり)20mm〜40mm(約)10mm〜20mm(約)
1袋の重さ10kg(約・含有水分などにより重量に誤差あり)10kg(約)10kg
1㎡あたりの使用量の目安1m2あたり(厚さ(約)3cm)約6袋必要です1平方メートル(厚さ約3cm) に4~5袋程度非公表

コーナンの「LIFELEX 玉砂利 黒」は粒の大きさが9mm〜12mm(約・天然石のため粒の大きさにばらつきあり)で、カインズの選び方の解説がいう「人が歩く場所は2cm以下」に収まります。玄関まわりや通路にも黒い砂利を敷きたい人の候補です。

カインズの「黒玉石 ツヤあり」は粒の大きさが20mm〜40mm(約)で、同じ解説で花壇などの庭づくり向けとされる2〜4cm程度に当たります。歩かない花壇や、植木の根元の見た目を整えたい人の候補です。人がよく歩く通路には、粒の小さい商品を選びます。

次に化粧砂利です。カインズの「ガーデンストーン」とコーナンの「ガーデングラベル2」に、さきの御影砂利(サビ)を並べます。

項目カインズ ガーデンストーン 10kgLIFELEX ガーデングラベル2 15mm MIX 10kgカインズ 御影砂利 (サビ) 3分 (約)10kg
商品での呼び方ガーデンストーンガーデングラベル2御影砂利
色ホワイト/イエロー/ピンク(天然石のため色にばらつきあり)MIX(天然石のため色にばらつきあり)サビ
素材天然石天然石天然石
粒の大きさ15mm〜25mm(天然石のため粒の大きさにばらつきあり)15mm〜25mm(天然石のためばらつきがあり、表記サイズ以外も混在)非公表
1袋の重さ10kg10kg(含有水分などにより多少の誤差あり)10kg(約)
1㎡あたりの使用量の目安1平方メートル当たり(厚さ3cmで)約4~5袋1m2当り(厚さ5cmとして)約7袋が目安です。3cm厚 1㎡に対し約5~6袋必要

ガーデンストーンとガーデングラベル2は、表の「粒の大きさ」が同じ範囲ですが、「1㎡あたりの使用量の目安」が前提にしている厚さが違います。袋数の数字だけを見て、どちらが少なくて済むかは比べられません。

カインズの「ガーデンストーン」は、色が「ホワイト/イエロー/ピンク(天然石のため色にばらつきあり)」です。明るい色で花壇まわりを整えたい人の候補です。粒の大きさは、人が歩く場所の目安(2cm以下)を一部超える範囲なので、毎日歩く通路には、もっと粒の小さい商品も見比べます。

コーナンの「ガーデングラベル2」は、色が「MIX(天然石のため色にばらつきあり)」で、使用量の目安を厚さ5cmの前提で書いています。下に防草シートを敷いて、5cm程度の厚さで敷く計画の人は、目安の厚さと自分が敷く厚さが近いので、袋数の見積もりに使いやすい商品です。コーナンは注意書きで、表記以外の大きさの粒が混ざる場合があること、天然石のためサビが出たりコケが付いたりする場合があることも書いています。

歩く通路と駐車場は、粒の大きさと用途の表示で選ぶ

カインズのリフォームの選び方の解説は、アプローチなど人が歩く場所には2cm以下の小さい粒を、花壇などの庭づくりや駐車場には2〜4cm程度の粒を勧め、人が歩く場所では厚さ3〜5cm程度を確保したい、としています。個別の商品の試験の値ではなく、選ぶときの目安です。

コーナンの解説は、自転車を含め、台車やベビーカーのように小さな車輪で動くものは砂利の上では動かしづらくなるので、車庫まわりや玄関に続く道に敷くときは、砂利の形や大きさに十分注意が要る、としています。ベビーカーや台車を毎日通す道は、そこに砂利を敷くかどうかから考えます。

丸い粒と角のある粒のどちらが歩きやすいかを比べた公式の資料は、今回の調査では見つからず、このサイトでは実際に歩いて確かめてもいません。歩き心地を重く見るなら、店に敷いた見本があれば足元の感じを確かめるか、まず数袋だけ買って狭い範囲に敷いてから広げると、合わなかったときの無駄を小さくできます。

駐車場は、庭や通路とは別に考えます。カインズの砂利敷き工事の案内は、天然の石を砕いた角張った6号砕石(日本砂利協会の説明では5〜13mm)を、駐車場の敷石や、家の裏手など人の目につきにくい場所向けに紹介しています。選び方の解説では駐車場は2〜4cm程度の粒なので、同じ店でも粒の大きさの目安は1つに決まっていません。砕石は角が噛み合って踏み固めると締まる、という骨材の会社の説明とも合わせると、車が載る所には砕石が候補になります。人の目につかない家の裏手まで、化粧砂利でそろえなくても済みます。

商品を選ぶときは、用途の表示に駐車場の記載があるかを見ます。下に防草シートを敷く場合、防草シートの販売元(グリーンフィールド)の技術資料(PDF)は、駐車場として使うなら砕石を50mm以上敷くよう案内しています(その防草シートでの条件です)。

足音を立てたい家の周りは防犯砂利:音の大きさでは比べられない

防犯砂利は、メーカーが、歩くと音が出ることを特徴にして売っている砂利です。カインズの防犯ジャリは使用方法に「人が歩くと大きな音が出て欲しい場所に敷く」、コーナンの防犯砂利は「踏むとジャリジャリ音が鳴る」と書いています。このサイトでは、防犯砂利を敷くことで空き巣などを防げるかは確かめておらず、そうした効き目は書きません。

項目カインズ 防犯ジャリ 20LLIFELEX 防犯砂利 40L防犯防草のジャリ 20L
商品での呼び方防犯ジャリ防犯砂利防犯防草のジャリ
素材主な原材料/ガラス天然石(真珠岩)、発泡剤ガラス
1袋の容量20L(充填時・約)40L(充填時に計量)20L
1袋の重さ4.2kg(約)非公表非公表
1㎡あたりの使用量の目安1平方メートル(厚さ約4cm)に2袋程度厚さ4cm程度に敷き詰めるには1m2あたり約1袋が目安です。1m²当たり40L(約・使用目安)

同じ「防犯」の名前でも素材が違い、袋の量も L(リットル)で書かれています(袋の量の節)。表の3つ目のアイリスオーヤマの「防犯防草のジャリ」は、雑草の節で取り上げます。

音の大きさ(dB)は、ここに挙げた商品のページには書かれていませんでした。メーカーの案内記事に数値が載っていることはありますが、今の商品にそのまま当てはまるかと、どんな条件で測ったかが確かめられず、商品どうしで比べられません。音の感じ方も、このサイトでは確かめていません。音が出てほしい場所かどうかと、量と運びやすさで選びます。人が毎日よく通り、足音を立てたくない場所には向きません。

カインズの「防犯ジャリ 20L」は、ガラスのリサイクル品で、1袋の重さは4.2kg(約)、色は「ホワイト/ライトブラウンとダークブラウンの5:5ミックス(ブラウンミックス)」です。窓の下や家の裏など、狭い範囲から少しずつ敷きたい人の候補です。メーカーは、火や熱源のそばで使わないこと、人やペットが誤って食べないようにすること、アレルギー体質の人は手袋をはめて扱うことを注意書きに書いています。

コーナンの「LIFELEX 防犯砂利 40L」は、使用量の目安を「厚さ4cm程度に敷き詰めるには1m2あたり約1袋が目安です。」と書いています。カインズの20Lと比べると1袋の容量が大きいので、家の周りの広い範囲に敷く人は、運ぶ袋の数が少なくて済みます。一方、1袋の重さと色は商品ページに書かれていないので、車で運べるか、色が家に合うかは店で確かめてから決めます。

雑草を減らしたいなら、砂利の種類より先に防草シートと厚さを決める

雑草を減らす目的で砂利を敷くなら、先に決めたいのは、砂利の種類よりも「下に防草シートを敷くか」と「どの厚さで敷けるか」です。

防草シートのメーカーは、シートの上に砂利を敷く施工を案内していて、砂利の厚さや粒にも条件を付けています。さきのグリーンフィールドの技術資料は、この資料が対象とする防草シートの上には単粒度の4号砕石を50mm程度敷くことを勧め、細かい粉を含むクラッシャラン(粉のような細かい粒から大きな粒までを含む砕石)は水を含みやすく、飛んできた雑草の種が芽を出しやすくなる、と注意しています。白崎コーポレーションの敷き方の案内は、砂利を5cm以上入れるとシートが見えなくなる(粒の大きさによっては見えるので厚さを変える)としたうえで、シートの上の砂利の層で雑草が育つ場合があるので、定期的に抜き取るよう案内しています。シートを敷いても、草がまったく生えなくなるわけではありません。

シートの上の砂利の層で、草が育つことがある(抜き取る)地面(土)砂利の厚さシートのメーカーの案内防草シート
防草シートのメーカーの案内にもとづく、重ね方の模式図です。厚さの数値はシートの製品ごとに確かめます。

防草をうたう砂利もあります。アイリスオーヤマの「防犯防草のジャリ」は、防犯と防草の両方を名前に入れた商品です。メーカーは、リサイクルガラスを高温で溶かして発泡させた軽石状の砂利で、踏むと石がこすれ合って大きな音が出ること、砂利を敷くと雑草の種が土に触れにくくなることを説明し、防草剤などの薬剤は含まれていないと書いています。どのくらい草が減るか、何年続くかは、確かめた公式の情報には書かれていません。

敷き方の目安は、メーカーの仕様表の使用目安が「1m²当たり40L(約・使用目安)」で、公式通販の商品説明では敷く厚さが5cm(約)です。この使用量と厚さがどう対応するのか(どんな条件で量ったか)は、確かめられませんでした。必要な袋数は、敷く面積と予定する厚さをメーカーに伝えて確かめます。

足音と雑草の両方が気になる家の周りで、1つの商品で済ませたい人の候補になります。下に防草シートを敷くかは別に決めます。アイリスオーヤマの庭の雑草対策の解説は、砂利の下に防草シートを敷き、シートが隠れる程度に砂利を敷く方法を紹介しています。

商品ページの読み方:粒の大きさ・袋の量・1㎡あたりの袋数

候補の種類が決まったら、商品ページの表示を見て1つに絞ります。素材・生産国の欄は名前の節で、用途の欄は駐車場の所で見たとおりです。ここでは、読み違えやすい粒の大きさ・袋の量・1㎡あたりの袋数の読み方をまとめます。

粒の大きさ:mm・「分」・「号」

例に挙げた商品の多くは、粒の大きさを「〇〜〇mm」のように mm の範囲で書いています。カインズの防犯ジャリは「12mm〜30mm(メーカーの表記は12mmオーバー・30mmアンダー)」です。「〇mmオーバー・〇mmアンダー」という書き方は、〇mmより大きく〇mmより小さい粒、という意味です。

「3分」「5分」のような呼び方で書く商品もあります。同じ「3分」でも mm の書き方はメーカーによって違い(「〇〜〇mm」と範囲で書くもの、「〇mm内外」と書くものがあります)、さきの御影砂利(サビ)のように mm の書かれていない商品もあります。mm で比べたいときは、mm の書かれた商品を選ぶか、店に確かめます。「号」は主に砕石の大きさの呼び方です(玉砂利と砕石の節)。

袋の量:kgの数字だけでは敷ける量は分からない

この記事の例では、天然石の玉砂利・化粧砂利は袋の量を重さ(kg)で、防犯砂利・防草砂利は容量(L)で書いていました。重さから敷ける量を出すには、粒のすき間を含めた一定の体積あたりの重さが要りますが、商品ページには書かれていません。表示された kg と L の数字だけでは、敷ける量を直接は比べられません。

カインズの防犯ジャリは両方が書かれていて、1袋の容量が20L(充填時・約)、重さが4.2kg(約)です。kg の数字が小さいから量が少ない、とは限りません。量は、次の「1㎡あたりの袋数」で見ます。

1㎡あたりの袋数は、前提の厚さと一緒に読む

例に挙げた商品の多くは、「1平方メートル(厚さ約〇cm)に〇袋程度」のように、1㎡あたりに何袋いるかの目安を、前提の厚さと一緒に書いています。この目安は、厚さが違えば変わります。前提の厚さが違う商品どうしは、袋数の数字をそのまま比べないでください。

L の袋なら、自分でも見当をつけられます。1㎡に厚さ4cmで敷くと、体積は 1㎡×0.04m=0.04㎥=40L です。コーナンの「LIFELEX 防犯砂利 40L」の目安「厚さ4cm程度に敷き詰めるには1m2あたり約1袋が目安です。」は、この計算と合います。

広さはどちらも 1m×1m(1㎡)厚さ4cm → 40L厚さ5cm → 50L1㎡×厚さ(m)=体積。1㎥=1,000L
1㎡あたりの量は、敷く厚さで変わります(計算の例)。商品の「1㎡あたり〇袋」は、その商品が前提にした厚さで読みます。

袋数は、敷く広さ(㎡)に1㎡あたりの袋数を掛けて出し、端数は切り上げます。たとえば目安が「1㎡に2袋」の商品を、1.5m×1.5m(2.25㎡)の場所に敷くなら、2.25×2=4.5 で5袋です。広さは、長方形に分けて縦×横で測ると出しやすくなります。防草シートのメーカーの案内に合わせて商品の目安より厚く敷くなら、袋数は厚さに比例して増える計算になります(目安が3cmの商品を5cmで敷くなら、5÷3倍)。これは量の見積もりのための計算で、商品の目安より薄く敷いてよいという意味ではありません。

運ぶ重さは、袋数×1袋の重さで出ます。たとえば10kgの袋を30袋なら300kgです。車で何回に分けて運ぶか、店の配送を使うかも、この重さで考えます。

買う前に確かめること

  • 色:公式の商品ページの写真で見ます。天然石は色や大きさにばらつきがあるとメーカーも書いていて、このサイトでは実物の色、濡れたときや日なたでの見え方を確かめていません。店に実物があれば見てから決めるか、まず数袋で狭い範囲に敷いてから残りを買い足すと、敷いた後に写真との違いに気づくことを減らせます。
  • 粒の大きさ:歩く通路なら小さめの粒か。mm が書かれていなければ店に確かめます。
  • 素材・生産国・用途:駐車場に敷くなら、用途に駐車場の記載があるか。
  • 量と運び方:敷く広さと前提の厚さから袋数を出し、袋数×1袋の重さで運ぶ重さを出しておきます。
  • 注意書き:小さな子どもやペットが空袋をかぶると窒息するおそれがある、生き物を飼っている水槽や池に使わない、ガラスの砂利は人やペットが誤って食べないようにする、といった注意書きがメーカーの商品ページにあります。買う商品の注意書きを読んでから敷きます。
目次へ